最終更新日:2021年10月27日
ぽっちゃり女子のファッション~主に餅子が若者を羨む話~
これを書いている時点ではまだまだ分厚いコートが手放せない季節です。
しかし、もうすぐ春ですね。というかもう春ですね、売っている洋服は。
先ほど私も春物の新作コートを衝動買いしてしまいましたよ。え?どこで買ったかって?
もちろん「大きいサイズ専門のショップ」ですよ!
可愛いタータンチェックのコートなのに3Lサイズがあるんですよ!良い時代になったものです。
というわけで今回は、ぽっちゃり女子のファッションのお話です。
ぽっちゃりブームが巻き起こった今、専門のファッション誌も存在する今、ぽっちゃり女子の服装の選択肢は大いに広がっています。
少し前までは通販でしか買えなかったようなサイズの服も、実店舗で試着しながら手頃なサイズで購入できるようになりました。
これってね、本当に素晴らしいことなんです。
10年くらい前にはありえなかったんですよ?
渋谷にも原宿にも、ぽっちゃり女子の着る服は売ってなかったんですよ?
だからこそ、私は数々の悲しみを経験しております。
せっかくなので、その当時の苦労についてお話したいと思います。
約10年前、20代だった私はパンキッシュな服装が大好きでした。
ブーツに鋲!脚には網タイツ!敗れたショートデニムパンツに黒×原色のTシャツ!!
普通サイズのパンクファッションの中に80キロの体躯をぎゅうぎゅうに詰め込んでおりました。
もちろん、見苦しくない程度にゆったりしたものやメンズサイズを選びながら。
「私はまだ普通サイズ店でも十分に着こなせる」と自分に言い聞かせて。
その結果、起こった悲劇を箇条書きで書き連ねていきましょう。
- 股ずれによる、内腿のケロイド化。
- ジーンズの尻が街中で破れること数回。
- コートの前が閉まらないので、冬場ものすごく寒い。
- 食後は腹肉が邪魔でチャックが上がらなくなる。
- 網タイツをすぐ破くため頻繁に購入した結果、財政難。
- Jカップの乳と腹肉でTシャツがすぐに伸びてしまい、やはり財政難。
- サイズが合わないものを無理やり着てるのでどの服もすぐダメになって、最終的に財政難。
ええ、枚挙に暇がありません。
正直、ちゃんとサイズの合う服を着れば良いだけのことだったのです。
けれど私にベストマッチするサイズの服は、地味でデザイン性もない無難な代物ばかりでした。
無駄にファッションにコダワリのあった私は、それがどうしても我慢できなかったのです。
さて、私には以前書いたように30kgのダイエットをした時期があります。
もちろんその時は服装で苦悩することは一切なく、大好きだったパンクファッションをぞんぶんに楽しんでおりました。
しかし、私がそのようにぽっちゃり女子を休養している数年の間、ぽっちゃりのファッション事情は急激に変化していました。
先にも述べた専門ファッション誌の登場。ぽっちゃりアイドル・女芸人の活躍。
ぽっちゃり女子への世間からの偏見が徐々に薄くなっていくとともに、ぽっちゃり女子が着られる服装のジャンルも大いに広がっていったわけです。
そして現在。年齢的なものもあってパンキッシュな服装ではなくなりましたが、私は今それなりに自分が好きな服を着ることができています。
これはすべて、ここ数年間でのぽっちゃり系ファッション業界の進化の賜物。
これからもさらに広いジャンルの服装を楽しむことができるようになるでしょう。
つまりこれからの未来、ぽっちゃり女子はどんどん可愛い服を着て可愛くなっていくわけですね!
もはや熟女の枠に達した私としては、なんでこの時代に生まれてこれなかったのか悔いるしかありません。
ただ、苦言を述べるならば、やはりぽっちゃり女子の服は高価です!
布地の量や購買層の狭さが関係しているので仕方ないことなのですが、やっぱり普通体型の子に比べるとプチプラ的な商品は少ないのが現状です。
では、どうしたらいいのか…ハッ!
そうだ、高収入の仕事を探して、いっぱいお金を稼いでいっぱい洋服を買えばいいんだー!!
…という結論に達したところで、今回はお開きにしたいと思います。