第15回:ぽっちゃり男子×ぽっちゃり女子カップルの恋愛事情

最終更新日:2021年10月27日

ぽっちゃり男子×ぽっちゃり女子カップルの恋愛事情

こんにちわ、餅子です。ぽっちゃり女子を好いてくれる男性って、統計的にスリム体型が多いですよね。これはいわゆる「自分にないものを求める」理論なのかもしれませんが…。

では、逆にぽっちゃり男子でぽっちゃり女子を好きな人っているんでしょうか?まあ、いるにはいると思います。ぽっちゃり系イベントに行った時にも、少なからず大柄な男性っていましたし…。
でも、100キロを軽く超えるような激ぽちゃの男子はとんと見かけない。その理由についてを、餅子自身の経験とともに考察してみました。

10年以上前の話になりますが、餅子は体重が120キロオーバーの超ぽっちゃり男子と付き合っていました。
きっかけは友人の紹介だったのですが、趣味が近しかったこともあり初対面から意気投合。「もっとカッコイイ人の方がいいんだけどなぁ~」なんて、彼のルックスに対して少々不満はありつつも、穏やかで優しい性格に惹かれ、出会って1ヶ月ほどで正式にお付き合いすることになりました。

ところが、付き合ってみたはいいものの難点が幾つか発覚しました。
まず、外を歩いていると異常なほどに目立つこと。ただでさえ目立つ120キロオーバーの彼。それなりに目立つ80キロオーバーの餅子。
このカップル、傍から見たら絶対、超面白い。そういう客観視をしてしまうのが、きっと彼のことを愛してない証拠なんだろう…そう考えた餅子は、人目もはばからずイチャイチャしたり、映画館でキスしたり、人気の少ない冬の浜辺で手マンされたり…。
今考えると、しなくてもいいようなことを「彼を愛してるんだ」と自分に言い聞かせるかのようにやっていました。

そして、さらにセックスの時に体位の問題が発生しました。ぽっちゃり×ぽっちゃりでのセックス、かなり厳しかったです。
特に彼のチ●コが短小だったせいもあり、正常位だとなかなか入らない。無理に入れようとするとまんぐり返し状態になるのですが、餅子の腹肉が邪魔をして挿入できるほどには体が曲がらないという…。
騎乗位で上に乗れば私の重量で彼が苦しみ、結果的に挿入できる体位は腰の位置をとにかく高くするバック体制しかありませんでした。色んな体位、試したんですけどね…。

そしてある日、ラブホテルに行った時のこと。広いはずなのに狭く感じるベッドの上で、ああでもないこうでもないと体位を工夫し続けている自分が、部屋の鏡に映りました。
「ああ…なんて面白い光景なんだろう」いったんそう思ってしまったが最後、餅子の性欲はスーッと覚めていきました。
その日は当然濡れることなく、合体もできぬまま。しょんぼりしてるかに見えた彼でしたが、彼も彼で勃起していないことに餅子はしっかりと気づいておりました。

結果、餅子は半年後に振られました。なんでも昔の彼女がヨリを戻したいと言ってきたそうで、その子とともにこれからの人生を歩んでいきたいとのこと。「餅子と一緒にいるのは楽しかったけど、彼女と一緒にいる方が幸せなんだ」ほー、そうですかー。

餅子はすでに知っていました。その彼女はアイドルばりに細くて可愛い美女だということを。(友人情報)そのことを問い詰めると逆ギレした彼は餅子にこう言い放ったのです。「だって、お前と俺だと一緒にいるだけで周りから面白がられちゃうだろ?!実際にセックスの時も鏡で自分見たら超面白かったし…俺は見世物になるのは嫌なんだよ!!!」

なんとまあ。結局のところ餅子と彼は同じジレンマを抱えたままお付き合いをしていたわけですね。
確かに付き合ってる最中、周りの友人たちから我々カップルは「似たもの同士幸せそうだね」「なんだか微笑ましい」と言われていました。なんだろうその表現…動物園のパンダがじゃれあってるみたいな…。
まあ、つまり一種の見世物だったんですよね、きっと。パンダとは本人たちがそれに気づいていたか否かの差があるだけで。

というわけで、ぽっちゃり男子とぽっちゃり女子は相容れないんじゃないかと悟った餅子なのです。
もちろん、そんな風評にもまったくメゲズに愛を貫けるカップルもいらっしゃると思います。
だからこそ、餅子はそんなカップルに心からの拍手を送りたい。きっとその人たちは外見になど惑わされない、互いの中身をしっかり見つめあう素晴らしい関係性を築き上げてると、本気で思うから…。

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