最終更新日:2021年10月27日
ぽっちゃり女子からの相談事
ぽっちゃり風俗店での取材や撮影の際、話の流れで嬢から相談事を持ちかけられることがあります。
仕事のことにしろプライベートのことにしろ、それは全てぽっちゃり女子ならではの切実なものばかり。
今回は、その中でも印象的だった相談について書いていきたいと思います。
『おっぱいもお尻も小さい私のチャームポイントってどこ?』
これは、とあるお店の入店直後の新人さんにされた相談です。
新人インタビューの際「あなたのチャームポイントは?」という質問をされることが多いのですが、今だに自分の良いところがわからない、とのこと。
このぽっちゃり嬢、胸のサイズはぽっちゃりとしては小さめのEカップ。お尻はお肉が付かないらしく、大きいもののペッタンコな男尻。身長もごく標準的で、これといって特徴があまりないルックスの女の子でした。
しかも顔出しNGとあって、お店としてもウリどころにかなり悩んでいたようです。
「こんな体じゃ需要がないのかもしれない…」。
そう言ってションボリしてしまった彼女が何だかかわいそうになってしまった私は、ふと思い立ちました。
「ごめん、ちょっとだけいい?」と本人に断りをいれて、ぎゅ~っと十秒ほど体の感触を確かめさせてもらったのです。
すると、どうでしょう。それは筆舌に尽くしがたい、極上のものでした。
ムッチリした中身が詰まっていそうな肉感。どっしりと重みのある最高級のハムのよう。
そして、こっちが抱きしめているのに抱きしめられているかのごとき安心感もありました。
ああ、ぽっちゃり好きの男は、これを求めて彼女たちに会いに来るのだなあ、と。
彼女のチャームポイントは、形としては見えにくく、ただ話をしているだけでは気づけないものでした。
言葉にすると無難になってしまいますが、「抱きしめ心地」だったのでしょう。
そう伝えると、彼女は顔をパッと輝かせて「わかりました!今度からそう答えるようにします!」と言いました。
余談ですがその後、彼女の得意プレイはお客さんの上に重なる「全身肉布団」となりました。
あの時は「抱きしめ心地」と敢えて可愛らしく表現したのですが、実際は「乗せ心地」が正解だったのかも…。
『彼氏も太っていてエッチが上手くできない』
ぽっちゃり好きの男の人は、細身の人が多い。そして逆もまたしかり。
同じような体型同士のカップルって、ぽっちゃり界ではけっこう珍しいものです。
しかしながら、少数派ではあれども存在しているのもまた事実。
この相談をしてきたぽっちゃり嬢は、ぽっちゃりした男性とお付き合いするのは初めての女の子でした。
彼女自身は体重100キロ前後。彼氏の方は120キロのなかなかの貫禄カップルとのこと。
「たまたま好きになった人がぽっちゃりしてただけなの♪」と惚気られ、彼がどれだけ優しいかどれだけ自分を大事にしてくれるかを熱く語る彼女でしたが、セックスの話になると一気にトーンダウン。
それもそのはず、付き合って一ヶ月経つというのに、未だに挿入が出来ずにいるのだそう。
毎回のように傷ついた表情をする彼を見るのが辛いと悲しそうな表情を浮かべました。
一般的に「太ってる男はオチンチンが小さい」と思われがちですが、決してそんなことはありません。
しかし、そう見えてしまうのはお腹がぽっこり出ているから。
日本人の長さ平均である13.5cmあったとしても、正常位ではお腹がつかえてしまうことがあるのです。
ゆえに女性側はほぼマングリ返しの状態まで脚を上げなくてはなりません。
さて、ここで相手がぽっちゃり女子だとさらなる試練。
女性側もお腹がつかえてしまうので、その体勢が非常にキツイのです!
さらにお尻のお肉の厚さを加味するとバック体勢も厳しい。
比較的楽に合体できる体位となると騎乗位くらいが関の山なのです。
なぜ、こんなに詳しいのか…そう何を隠そう私もぽっちゃり×ぽっちゃりカップルの経験者。
付き合い始めのころは彼女と同じように失敗の繰り返し、挿入できてもすぐ抜けてしまうなど、本当に悩みが多かったです。
そんな私のアドバイスは「とにかく様々な角度を試してみる」でした。
ぽっちゃり同士のセックス体位は確かにバリエーションも少ないし、苦労も多いです。
しかし、それでも数をこなしていくと、バッチリとハマる絶妙な腰や脚の確度があることに気づくはず!
ただ、そこに到達するには相手への思いやりと諦めない心が必須。
その後、彼女たちがどうなったのかは残念ながら聞くことが出来ませんでしたが、今でも仲良くしているといいなぁと思います。
ぽっちゃり女子の悩みは尽きません。
体型のこと、恋のこと、プレイのこと…ぽっちゃりだからこそ感じてしまうものは多いと思います。
そういう時はぜひ、近しい体型の周りの仲間に打ち明けてみてください。きっといいアドバイスが貰えるはず。