最終更新日：2025年4月4日
母乳専用風俗が結構稼げるらしい
ド底辺グラドル兼ライターの吉沢さりぃです！
グラドルといっても最近ではほとんどグラビアの仕事はなく、ライターの仕事が主になっている私ですが、その中でも1番好きなのが潜入取材！
ヒメヨミさんでもFUーFESや合同講習会に潜入させて記事を書かせていただきました。
そんな私が今回潜入させていただくのは【母乳専用風俗】（の面接）です。
著書「グラビアアイドルが体を張って体験してきました」では、ハプニングバーに行ったり、AVのADをやったり、膣整形もしました。
その中でも特に潜入してて面白かったのが高級ソープと地雷デリヘルの面接でした。
こういう価格帯の店があって、客のニーズはこれで、どれくらい働いたらどれくらい稼げるのか。風俗未経験の私にはとっても刺激的な体験でした。
「また面接に行きたいけど、子供産んじゃったしなぁ〜」
と話していると、友人から「母乳専用風俗が結構稼げるらしい」という話を聞きました。
「母乳が出る今絶対に面接に行かなければ！！」私は謎の使命感にかられたのです。
母乳のニーズはある
とりあえず【母乳・風俗】で検索すると、すぐヒット！！
私がザーッと見たかぎり、デリヘルがほとんどでした。
母乳専用風俗となると数はかなり限られてきますが、普通のデリヘルでも母乳が出る女性を欲している店はかなり沢山ある、ということがわかりました。
母乳ってこんなにニーズがあるんだなぁとしみじみ。
善は急げ！（？）と、託児所完備の母乳専用風俗に電話をして「面接希望」と告げると「はい！母乳はどれくらい出ますか？」といきなり母乳の出具合を聞かれました。
吉原のソープに面接の電話をしたときは、とにかくデブか否かしか聞かれませんでしたが、今回は母乳の出！！
「まぁそこそこ出ます」と答えると、」今度は「どれくらい飛びますか？」と聞かれました。
飛ばしたことないし、飛ばす機会もないからわからんよ…と思いましたが「50cmかな」とそれっぽく返しておきました。
すると「いいですね！」と乗り気味。是非面接を！となります。
このときはちょうどクリスマス前。
面接希望日を26日と伝えると「それより前は絶対に無理？」とグイグイ。
とにかくこの時期は客が溢れかえっているそうで、明日面接に来て欲しい！というので、重たい腰をあげて明日行くことに。
母乳風俗店の面接で聞かれることは
そして翌日息子氏同伴で面接に向かいます。
店はガッツリ繁華街のいやらしい一角にあったので、子連れはかなり浮いてました（笑）。
しかもかなり道に迷い、わざわざ店長が迎えにきてくださいました。
面接場所は店というかお客さんの会計所？事務所？の一角です。
多分８畳もないそのスペースに沢山の大人用おむつやコスプレ衣装があって、壁やテーブルには料金表が貼ってありました。
「よく来てださいましたね！坊ちゃんかな？」
店長さん、なんていうか風俗の店長って感じがしなくて爽やか。忘れちゃったけど前職は風俗と全然違うお仕事をしていたといっていました。しかも家がかなり近所だった。
現状、未婚のシングルマザーでお金はいくらあっても困らないという話をすると、すぐに仕事の説明に入ります。
基本は普通のデリヘルと変わらず、コンドームは必須で挿入禁止。基本は母乳プレイ。
母乳が飲みたい人が多いってだけあって、幼児プレイ希望の人が多いようです。 そういえば人生で幼児プレイってしたことないなぁ…なんて思いつつ、プレイのOK・NG項目を書くように言われます。
Dキス・全身リップ・パイズリ・６９などあって、アナルと指入れもありましたが「やらなくて大丈夫。慣れてきて自分がいいと思うお客さんだけでいいよ」といわれてビックリ。
今まで潜入面接した風俗店は、プレイの強要はないものの「やらなくてもいいけど、やったほうが稼げる」などと、暗にハードプレイをすすめる傾向にあったので、なんだかとても良心的な店だなぁと思いました。
そして何故かパイズリの話をしている時に爆睡していた息子氏が起き上がって「キャハハ」と声を上げて笑ったのでまたビックリ。
「おぉ！」と思ったのは、排泄排便のプレイかな。こりゃもう介護じゃん！忘れてしまったけど、オプション代が結構高かった気がします。そりゃそうよね。
このお店で働けるのは母乳専用風俗と銘打っているだけあって、母乳が出る時だけ。でも母乳が出るうちにガッツリお客様を掴んで、その後幼児プレイに移行して在籍を残して働き続ける人も稀にいるんだとか。
驚きのバック率
興味深かったのはお客様が事前に書くアンケートです。
アンケートには
・呼ばれたい名前
・設定
・自身の設定年齢
とかがありました。
中には、50代の男性だけど【2歳の女の子で、甘えん坊のあっこちゃん】という設定でプレイしたい、なんていうのもあるそうです。
世の中には本当に色々な人がいますね…！
でも口頭ではなく手書きのアンケートはお客様側にとっても、働く女の子にとっても便利だなぁと思いました。
料金も90分でバックが15000円以上！！
これを友人のデリヘル嬢に話したところ「38歳でデリヘルでそこまで出してくれるところはなかなかないよ！私も母乳でないかな」と乳首を摘んでいました。
大体の説明を受けるとスタッフさんが「じゃあ託児所行きますか？そこが１番重要でしょう」と、まさかの託児所も見せてくれるというのです！
確かにね、働くママとしては子供をどんなところに預けるかは何よりも気になります。
待機所兼ベビーシッター常駐託児所
連れて行ってもらったのは、歩いて5分もしないマンションの1室でした。15畳くらいのワンルームには女性3人に子供4人もいて超にぎやか！託児所兼待機所ですね。
4歳くらいの子もいたのでビックリしました。今まで風俗の待機所は覗いたことしかなかったので比較はできませんが「ここ本当に風俗の待機所なの…？」という雰囲気。
バウンサーにはまだ新生児くらい小さな子が揺らされて寝ていたり、8ヶ月くらいの子がお座りしておもちゃをぶん回していたり。子供かわゆい。
TVはもちろん子供番組が流れていて、おむつだけではなくミルク、離乳食も充分にありました。
「おむつ替えてってね！」と面接にきただけの私達親子に優しいスタッフさん。
ベビーシッターさんもいて「とにかく身一つで出勤だけすれば、子供のグッズは全て揃うから」といい、完全母乳で育てたいんであれば授乳の時間に合わせてお客さんを取ることも可能なんだとか。フルマックス母乳を使うということですな。
働いてる方を３人見かけましたが、全然ママには見えない！キラキラ系から、聖母マリア系、THE巨乳系まで結構幅広かったです。
でも、やっぱり母乳店だから「人気は母乳の出具合！あとはやっぱり巨乳は強い」とのこと。
レア業種だからこそのメリット・デメリット？
待機所でひとしきりまったりして、再びお店へ。
「どうですか？一緒に働いてくれませんか？」
ありがたいことにかなり丁寧に口説いていただきました。
最初は“母乳風俗とはなんぞや”ということが知りたかっただけなのに「あれ、別に断る理由がなくないか…」と思いはじめてはいましたが「一日だけ考えます」と帰宅しました。
私はシンママですが、結婚している友人知人でも結構経済的DVやモラハラを受けて、自分の自由に使えるお金が全くないというママは多いのです。
仕事内容はもちろん出来る出来ないがあるけど、「今すぐにでも離婚したいけど資金がない！」「旦那がクソで子供の学資保険が払えない！」なんて方にはとてもいいんではないでしょうか。
実際に私の友人は、離婚に向けお金を貯めるべく「とりま面接に行く！」といっていました。
超絶迷いましたが、まだギリギリ親子2人で生きてはいけそうなので「いつか本当にお金に困ったらこちらに頼ろう！」そう意気込んで今回は働かないことにしました。ですが、そうこうしているうちに、もう母乳が出なくなってしまいました…。働く資格を失ってしまった…。
あの時、あんなに悩まないで少し働いても良かったな…とちょっと後悔している今日この頃です。