現役のグラビアアイドルでありながら体当たりの潜入取材ライターとしても活躍する吉沢さりぃがヒメヨミに登場!貯金やお客さんとの距離、恋愛、自宅のチョイスまで。先に知っておくことでこれから、風俗で働くひとの為になることをベテラン風俗嬢にインタビューしてくれました。
吉原のソープと熟女系デリバリーヘルスを掛け持ちしている品川菜絵さん(38歳・仮名)は、風俗勤務歴20年の大ベテラン。
18歳のときにお小遣い稼ぎで援助交際をしてみたところ「天職だ!」と直感し、高校卒業してすぐに専業風俗嬢になったそうです。
そんな彼女に“風俗歴20年選手が思う“もっと早くに知っていればよかった” ことについて、教えてもらいました。

1 「いずれ稼げなくなること」
まず何よりも知っておきたかったことは「いずれ稼げなくなること」だといいます。
「18歳から24歳くらいまでは別にランカー(ランキングに入っている嬢のこと)でなくても、簡単に稼げました。でも、年々店のランクや自分の単価は下がり続けます。それが若い時はわからないんですよね。誰も教えてはくれないし」
なかにはずっと指名してくれる人がいて稼ぎ続ける人もいるそうですが、かなりまれなんだとか。
「それに今は本当に可愛い子が増えちゃったから、若い子でも稼げない子も多い気がします」
菜絵さんいわく、コロナ禍や美容整形がポピュラーになった影響もあってか風俗嬢の顔面偏差値は上がる一方といいます。
「しかも可愛い子の中には単価が高い店だと埋もれてしまうから、という理由でわざとランクを下げた店に入店して指名をごっそり取る…なんていう策士もいます」
いずれというより「実際そこまで簡単に稼げない可能性もある」「今稼げてもずっと続けることは難しい」と思っていた方がベターだそうです。
2 そして次に「貯金」
菜絵さんは、デリヘル、箱ヘル、ソープ…ありとあらゆる風俗で働き、月に数百万稼ぎ続けた時期も長いそうですが、貯金は本当にゼロというので驚きです。
毎日給料を手渡しでもらえることから「ないというより残った残高が貯金という感じ」だったといい、貯金がなくても不安はなかったようです。でもー。
「コロナになって本当にどうしようかと思いました。フリーのお客さんは来ないし、本指名も家族や仕事があるから来れないし、終いには店も営業停止。精神的に追い詰められました」
菜絵さんはこのとき、チェーン店の牛丼すら買えなかったといいます。
「家賃が15万円、ペットの維持費が約3万円、それに携帯と光熱費を払ったら20万円。かき集めた現金でなんとか支払ったら、残金が3万円しかなかった。いつ働けるかわからないし、とても500円の牛丼なんて食べれませんでした。最高月収300万円だったのに(苦笑)」
結局、地方の出稼ぎに行ってなんとかなったようですが、「こんなときに貯金さえあれば」と自分自身を恨んだといいます。
「店のスタッフやスカウトマンは安易に稼げると煽る人が多い。調子のいいことしかいいませんから(笑)。コロナじゃなくても自分がいきなり病気になる、家族にバレて働けなくなる、そのときに毎日もらえていた給料がいきなりなくなる可能性があることは念頭においておいた方がいいと思います」
菜絵さんの友人の同業者の方も貯金がない方は多く、引退された方は口を揃えて「なぜ貯金をしなかったのか」と後悔しているそうです。
3 「勉強」
風俗のプレイの勉強かと思いきや、これは学校での勉強や資格の勉強のことだと菜絵さんはいいます。
「これもコロナ禍でイキナリ仕事を失いかけた経験からいえることなんですが、勉強は大事ですよ。もしなにか私に資格があったら…18歳で風俗1本ではなくて専門学校に行くとか大学を出るとかしておけばよかったです」
“知識”と“学” が欲しい、と菜絵さんは繰り返しますが、今からはじめても遅くは無いような気もしますがー。
「それはそう(笑)。頭ではわかっているけど、もうこのその日暮らしの生活を20年もしているとなかなかね。いつでも風俗を辞められる環境を作っておくことは大事だと思います」
今、現在なにか昼間の仕事をしている人は特に「辞めない方がいい」そうです。
「固定給をもらいつつ空き時間で稼ぐのがオススメ。風俗1本より、人妻とか現役OLの方が好きなお客さんも多いですし」
菜絵さんも現在は熟女店の人妻設定で働いていますが、結婚されている方にはバレてしまっているようです。

最後に、これから風俗で働くことを考えている女性にアドバイスを頂きました。
「ただ風俗歴が長いだけで偉そうなことはいえませんが、目標を持って働いたほうが良いと思います。ゴールを決めるといいますか。主婦の方なら、子供の学費を200万円貯めたら辞める、学生なら奨学金を貯めたら辞めるとか。
今は誰でも稼げる時代じゃないから、ただなんとなくはじめてしまうとメンタルがやられてしまうと思います。あとは、今なにか昼間働いているんであれば、そのお仕事は続けること。あくまで風俗は人気商売で、新人期間をすぎたら指名がなければ出勤しても給料ゼロのこともあります。専業風俗嬢の私がいうのは変かもしれませんが、固定給をもらえる仕事は本当に有り難い。色々な選択肢はあった方がいいですよ」
とはいえ風俗の仕事が好きで、今後もニーズがあるうちは現役風俗嬢として頑張っていくという菜絵さん。
「少しマイナス面の話が多かったかもしれないですが、過信して働い嫌な思いをして辞めてしまう風俗嬢をたくさんみてもったいないなぁと思っていたので。少しでもお役にたてれば幸いです」
