最終更新日:2024年7月9日
「この人となら…」と思った男性からのプロポーズ。
お客として出会った人ならまだしも、身の上を話さずに交際していると、幸せなひとときなのに、秘密や身バレの不安で心が押しつぶされそう。
そこで、今回は、婚前調査の経験も豊富なベテラン探偵さんの協力を得て、みなさんの不安と疑問を風テラスが調べてまいりました。
ためになった!と感じたら、ぜひSNSなどで共有・拡散してみてくださいね。
調査の依頼者は男性側の「親」
結婚相手が自分の調査をしていることに気づいたらとってもショックですよね。
ただ、依頼するのは、男性本人ではなく圧倒的にその両親だそうです。
資産家・地元の名士・医者など、財産があり社会的な立場もある家柄だと、しっかりと婚前調査をする傾向があります。
特に
「お金や地位はあるものの見た目がイマイチな息子が連れてきた美しい婚約者」
このようなシチュエーションを前にすると、家族はかなり冷静になるのだとか。
女性の素性だけでなく女性の家族構成や両親の職歴など、分かりうる限りの情報を集めてほしいと探偵事務所に駆け込んできます。
妻となれば財産を相続できる立場となるわけですから、資産があればあるほど相手側が慎重になることはやむを得ないのでしょう。
つまり、美人の売れっ子さんほど、注意が必要ということです。
風俗の高収入で身についた金銭感覚を維持したい気持ちから、お金持ちの男性を選ぶと、ほぼ間違いなく婚前調査されていると考えてください。
このほかに、結婚紹介所や婚活サイトで知り合った場合も女性を調査している可能性が高いです。
結婚紹介所は入会するときに収入証明と身分証ほどしか提出書類がないので、お互いの素性がはっきりとはわかりません。
婚活中は複数の人と同時に付き合う人もいるので、最終的に本命を絞るために身辺調査をする、もしくは女性がほかの男性と二股三股していないか調べる、という理由から調査を依頼しています。
そもそも、結婚紹介所に仲介料を支払ったうえで相手を探しているわけですから、探偵に婚前調査の費用を払うことにも抵抗がないともいえますね。
なぜ風俗勤務はバレるのか?
ベテラン探偵さんの経験によると、風俗嬢であるかどうかだけを調べる依頼はほとんどありません。
風俗の世界にいると、周囲が自分を見透かしているのではないかと不安になりやすいですよね。
でも、男性側はキャバクラやホステスの経歴があるのかな、という程度の疑いしか抱いていません。
しかし、そこで優秀な探偵を雇われると、、、ほぼバレます!
身バレの第一歩はSNS、主にX(旧Twitter)。
プライベートアカウントと裏アカウントを使い分けていても、共通のフォロワーやコメントのやり取りなどから裏アカも特定できるといいます。
1000人フォロワーがいれば、1000人すべてを調べ尽くすのが現代の探偵の仕事。ここから友人や馴染みのホストを見つけ出せば、ほぼ真相に近づきます。
みなさんの周りにもあることないことおしゃべりする「友人」がいますよね。特に「ホスト」はお金を渡せばいくらでもしゃべってしまう人も多いそうなので、探偵にはかかせない情報源となっています。
そのホストや友人から「源氏名+店名」を聞き出したうえ、最終的には尾行などで勤務する様子を確認すれば、調査報告書に盛り込める「確かな情報」となるわけです。
このように、ネット上の誹謗中傷や身バレとは異なり、プロの探偵は風俗嬢である動かぬ証拠を集めていきます。つまり、婚前調査で相手側に知られてしまったら、ほぼ100%言い逃れはできないのです。
風俗嬢のための探偵対策
友人とホストが風俗嬢をつきとめる2大情報源だとわかりました。
なので、対策は明らかです。
- 友人知人、ホストには「源氏名+店名」は話さないこと。
- 風俗の仕事に興味を持つきっかけが友人の誘いでも、彼らの紹介で入店先を決めないこと。
⇒源氏名と店名の特定につながります。 - 自分で調べて選んだお店に行って、その情報は身近な人には知らせないこと。
そのほかの注意点は、これまでの身バレ対策と同じなので、ぜひ
風テラス通信#5 「身バレはNO!NO! 身バレの予防策+身バレしてしまった時の対処方法」
を参考にされてください。
婚約破棄?二人のその後はいかに?
最初にも書いたように、依頼者の大半は男性のご両親です。
なので、婚前調査で風俗嬢の経歴が発覚すると、男性のみならず、その家族にも風俗で働いている(いた)ことを理解してもらう局面に突入します。
「キャバクラならいいけど風俗は無理」
「メンズエステなら我慢できるけどソープはアウト」
「バックにヤクザがいる」
「ホストに貢いでいる」
生活のために選んだ仕事であっても、男性側が抱く風俗嬢のイメージはこんな感じだそうです。
婚約破棄(破談)は、有名人でもない限り、表立った情報としては出てこないので、多くは泣き寝入り、もしくは手切れ金や口止め料を持たされて、静かに終わっているのかもしれません。
その証拠に、法廷で風俗嬢を理由に婚約破棄されたと争った事例を調べてみたのですが、まったく見つかりませんでした。
もしまれに、周囲の家族が騒ぎ立てても、男性が矢面に立って理解を示し、結婚したいと言ってくれるのであれば、それはそれで素晴らしいことではないでしょうか(いばらの道かもしれませんが)。
婚前調査が過去を共有するプラスのきっかけになったと考えて、以後、二人の仲に秘密はないようにしたいものです。
浮気調査だけじゃない!探偵活用術
今回、探偵さんは「風俗嬢の敵」のような存在でしたが、味方につければ心強い場面も多くあります。
婚前調査は、男性側に行うことも有効で、男性の浪費癖や過去の女性遍歴などを事前に知っていれば、求婚された時の判断材料になります(費用の相場は30~50万円)。
特に、男性に離婚歴がある場合、その原因がわからないまま再婚すると、DVやギャンブル依存などの問題に巻き込まれる可能性もあるので、少しでも不安があるようなら、探偵事務所を利用するのも一つの手ですね。
このほか、ストーカーをはじめ、盗撮、盗聴の調査も引き受けます。
警察に相談したがダメだった、そんな時、お金はかかりますが、探偵さんに依頼するという選択肢があるわけです。
風テラスでも探偵さんを紹介可能です。気になる方はどうぞご相談くださいね。
■風テラス(https://futeras.org/)では、風俗で働く女性の生活のお悩み、お仕事のお悩みなどを、メール、LINE、X(旧Twitter)の窓口より相談受付しております。
次回の風テラス通信は、後編
「結婚後に風俗がバレた!」「結婚しているけど風俗で働いて大丈夫?」 を予定しています。お楽しみに!
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