最終更新日:2025年8月25日
こんにちは!
11月のコラムを担当します、風テラスのみゆきです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
さて、今月のテーマは「個人間の借金」です。
生活が苦しいとき、お店のオーナー、お客さん、ホストなど「個人」からお金を借りた経験はありませんか?
「生活が厳しくても返済を待ってくれる」、「頼める人がいない」など
困ったときに助けてもらえるのはありがたいです。
しかし、個人間でのお金の貸し借りは、返済のとりきめや借用書がないままに行われることがあるため、後々トラブルに発展しやすいといえます。
実際、風テラスには
- 返したいけど、余裕がなくて払えない
- いくら借りたか(返したか)わからない
- いつまで払い続けなければいけないのか・・
などのご相談が毎月寄せられています。
今回のコラムでは、そんなときの対処法をご紹介します。
返す意思はあるが、返済できない場合
⇒「今は返せない」と正直に伝える+返済の交渉を
まずはお金を貸してくれた相手に対し、「生活に余裕がなく返すことができない」と正直に伝え、謝罪の気持ちを伝えましょう。
その上で、今後の返済について、①いつまでに②いくら返すのか、相手と交渉を行います。
この時、大事なのは、きちんと返せる現実的な返済スケジュールを示すことです。
相手を怒らせないよう現実的でない約束をしてしまいがちですが、
約束を守れなかった場合、相手を裏切ることになります。
お金を貸した側からすれば、「このままお金を返してもらえないのではないか」と焦りが出てきます。
心の余裕がなくなると関係が悪化しやすく、より深刻なトラブルになりかねません。
正直に、そして現実的な交渉をしましょう。
いくら借りたのか・返したのかがわからない
⇒相手に、貸した金額やこれまでに返済した金額の提示を求めましょう
- 消費貸借契約書や借用書がない
- いくら借りたのか、覚えていない、記録していない、わからない。
- いくら返したのか、あといくら残っているのか、わからない
などが当てはまります。
例えばホストとのトラブルでは、
掛けを作った当時は酔っ払っていたのでいくら使ったのかわからない→ホストの言い値になっている
というケースが目立ちます。
金額もはっきり分からないあやふやな借金を払い続けるのは不安ですよね。
このような時は、まず相手に
① 貸した金額、②これまでに返済した金額の提示を求めましょう。
・相手の提示した金額に納得できる場合
→残っている債務額を、現実的な返済スケジュールで返済していきます。
・相手が提示した金額に納得できない場合
→自分の認識している債務残額を相手に伝えて、金額について話し合いをしましょう
もし話し合いで折り合いがつかない場合、相手が貸金返還請求裁判を起こしてくるまで待って、裁判の中で話し合いをすることもできます。
また、こちらから債務不存在確認訴訟を起こすこともできます。
納得がいかないにもかかわらず、相手に言われるがままに支払い続けるのはやめましょう。
ちなみに、「支払えないなら体で払え」などといった要求には応じる必要はありません。
そのような約束は公序良俗違反にあたり、無効だからです。
返済は証拠を残して!
金額がわかり、いよいよ返済となった時、大切なことが1つあります。
いつ・いくら返したのかがわかる証拠を残してください。
- ATMを使って相手の銀行口座宛に送金した際に発行されるATM利用明細
- 自分の銀行口座から送金した際のお金の動きが印字された通帳
- 「送金した」「受けとった」などのメッセージが記載されたLINEのスクリーンショット
などで大丈夫です。
証拠を残しておかないと、後々「返した」、「返していない」というトラブルになる可能性があります。
証拠さえ残しておけば、トラブルになった際にも使える証拠があるので心強いですよ。
お金のやりとりはすべて、証拠を残す!
今回のコラムはここまでになります。
風テラス(https://futeras.org/)では、風俗で働く女性のための無料生活・法律相談を行っています。
困っていること、悩んでいることがありましたら、いつでもご相談くださいね。
ご連絡お待ちしています。