最終更新日:2025年8月22日
デリヘルを3店舗掛け持ちしながら、シングルマザーとして大学生の長女を育てる佐々木理恵さん(45歳・仮名)。彼女は今年で風俗嬢歴18年目だ。
そもそも彼女は何故シングルマザーになったきっかけはなんだったんだろうか?
「もう我慢しない」シンママが風俗嬢を選んだ理由

「元旦那がモラハラ気味でした。日常的に『ブタだよね』等の容姿をけなす言葉や、何かあれば『全ての原因はお前にある』と断言。休日に子連れでどこかに行くのにも、全て私任せなのに場所から何から全てに文句を言う。喧嘩になってもダンマリを決め込んで、それ以上話が進まないのもすごくストレスでした。彼と一緒にいても幸せを感じられなくて…。この人生が、50年以上続くのは耐えられないなと思い離婚を選択しました」
また旦那との生活を苦に思っただけではなく、自身の両親を見て思うことがあったようだ。
「うちは両親共に、かなりお堅い仕事で周りから『ご両親は立派ね!』とよく言われていました。でも、家では喧嘩ばかりで最終的には家庭内別居状態でした。子供ながらに “こんなに仲が悪いのなら離婚したらいいのに…自分の子供にはそういうのを見せたくないというのもありました」
言い争いもあったが無事離婚。離婚直後は家の近くの生保で保険外交員、ストレッチジムの受付、OLなどをしながら子供を育てていた理恵さん。そんな彼女が風俗の仕事を選んだ理由とは?
「しばらくは元旦那からの養育費と昼間のお仕事でなんとかやれていたのですが、当時子供がまだ保育園で急に熱が出てしまったり、ケガをしてしまったりで休むことも多くて。休み以外にも早退や通院のために遅刻することもあって、どの職場もだんだんいずらくなってくるんですよ」
さらに毎月決められた養育費は1年と少しで振り込み期日が守られなくなってしまう。ちょうど年末年始の寒い日、翌年に控えたアパートの更新のことも考えて理恵さんは期間限定でデリヘルで働くことを決めた。
「当時住んでいたアパートがボロボロですごく寒くて(苦笑)。更新してまでここに住むのは嫌だなっていうのと、養育費ありきで毎月生活していたので『もし今後一切振り込まれなくなったら…?』と考えたら怖くなってしまって、まとまったお金が欲しいなと思いました」
娘のために、そして自分のために。風俗がくれた“生きやすさ”

年末年始だけ…と子供を実家に預けつつ始めたデリヘルの仕事は「天職だと思いましたね」と微笑む。
「元旦那には『ブタ!』とか『ブス!』とばかり言われていたし、他に付き合った男性にもあまり褒められたことがありませんでした。でも、デリヘルで出会ったお客さんはみんな『かわいいね』『体も綺麗だね』ってすっごく褒めてくれる。新人期間ということもありましたが、3回出勤したらOLの約1ヶ月分が稼げました。自己肯定感も上がるし、稼げるし最高な仕事だなって思いました」
理恵さんはしばらくOLと二足の草鞋を履いていたが、3ヶ月もするとデリヘル1本になった。何よりも「風俗の仕事は子育てに向いていた」と話す。
「引っ越し資金と少しだけでも貯金ができたら…という思いでしたが、子供の急な体調不良でお休みしてもクビにならないし、気まずくもならない。OL時代よりゆっくり起きて早く眠れて、子供に時間もお金も使ってあげられる。この仕事に出会えたおかげで、子供にすごく向き合える時間が増えました」
またOL時代は周りの顔色をうかがったり、お局に嫌味を言われてしまったり、セクハラにもあったようだが「風俗は完全個人プレーなところも私にはあっていた」んだとか。
「誰がどれだけ稼いでいるかもわからないし、男性スタッフとしか話す機会がないので気楽でした。人によっては初対面の男性といきなり性行為をするなんて…という方もいるでしょうが、私は今まで散々ダメ男と付き合ってきたおかげか、風俗のお客さんなんて可愛いものというか(笑)。時には『なんだこいつ!』と思う人もいますが、帰り際にお給料をもらえると全部が吹っ飛んじゃいますね!」
言えないことはあっても、守りたい日常がある

ただもちろんメリットばかりではない。理恵さんは風俗で働くことのデメリットをこう話す。
「自分自身は大好きな誇れる仕事だと思っていますが、世間一般的には特殊な仕事ではあると思うので、人には話せないことかな。10年来のママ友に『実はずっとデリヘルで働いているんだ』と告げたら『気持ちが悪い!』と言われて、翌日にはLINEをブロックされていました。子供が高校生になったくらいから『ママってなんの仕事しているの?』と聞いてきて『コールセンターで働いてるよ!』と誤魔化していますが、多少は気がついているのかなぁ…。もし真実を知ったら娘がどう思うのか…。墓場まで持っていけたらいいですけど」
大学1年生の娘さんは現在都内で1人暮らしをしている。高校から私立に行き、奨学金は1円ももらっていない。
「あれから養育費はもらえたりもらえなかったりで、私の読み通りあてにしすぎなくてよかったです(笑)。娘の周りの父親がいる家庭も、私大の場合は奨学金を借りている子が多いです。そんな中、奨学金も借りず仕送りもしてあげられているのは、風俗の仕事に出会えたおかげです。ブランド物ではなくても、小さくなったら新しい洋服を買ってあげたり、長期休暇ごとに旅行に連れて行ったり。OLで私のスキルだったら、してあげられなかったことばかりです」
「風俗の仕事に感謝している」と何回もいう理恵さん。あと3年で娘さんも大学卒業だが、その後もこの仕事を続けていくんだろうか?
「ハッキリと決まっていません。好きな仕事なので自分のニーズのある限りは続けたいです」
そういって理恵さんは「これから本指名120分なんです!頑張ります!」ととびっきりの笑顔でホテルに向かって行ったー。
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