風俗ワークを快適にするマインドケアメソッド:第十四回【性感染症予防】

最終更新日:2025年8月15日

はじめに

酷暑のなかいかがお過ごしでしょうか。ホスピタリティワーク専門女神性開花スクールジェルム講師のナースるみです。スクールでは『性感染症予防講座』などを担当しています。仕事内容によって『性感染症ってコワイな』『これまでかかったことがないから大丈夫』など、誤解したまま過ごしてきた方もおられると思います。コラムをお読みいただき、性感染症予防に少しでも関心を持ち、お役立て頂けたら幸いです。

性感染症とは

性感染症とはS T I(STI:Sexually transmitted Infections)といいます。性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、梅毒及び淋菌感染症など、性的接触を介して感染する可能性があるすべての感染症のことをいいます(厚生労働省HPより)

性的接触って何?

セックス、オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)など口や性器などを用いた粘膜や皮膚の性的接触のことを指します。セクシャルコミュニケーションと言われることも増えてきました。油断しがちなのは、精液やいわゆるガマン汁が触れた手指やからだ、女性の陰部に指入れなどをした手指で髪の毛や顔に触れるなどの行為も、意識して気をつけたいところです。またバイブやローター、ローションなどのプレジャーアイテムも、清潔な使用や保管を心がけたいですね。

性感染症の何がダメなの?

接触の結果、陰部のかゆみや痛み、臭いやおりものの変化のような症状が、自分と相手に起こることがあります。このような不快感も避けたいですが、それだけが問題ではありません。
治療を行わなかった場合、感染症の種類によっては将来的に不妊の原因となったり、神経や心臓などに深刻な合併症や障害を残したりすることもあります。また粘膜が傷つくことで、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染しやすくなるなど、他の感染症に罹りやすくなることもあります。
特に、子どもを持ちたい女性が性感染症に罹患した場合には、母子感染(母親から赤ちゃんへの感染)によって、次世代への先天性障害の原因となることがあります。
感染しても比較的軽い症状だけで済むことや無症状の場合もあるため、治療に結びつかないことも多々あり、感染した人が気付かないままパートナーに感染させてしまうこともあります(ピンポン感染)。このため、不安に感じたらまずは検査を受けることが大切です。

早期発見、早期治療

潜伏期間

潜伏期間という言葉をご存知でしょうか。性感染症の病原体によって異なりますが、一般的には感染の機会から症状が現れるまで数日〜数週間かかるといわれています。その中には数か月以上かかる場合もあり、男女問わず自覚症状がほとんどない人もいます。個人差がとても大きいのが特徴ですが、性的接触がある限り、誰でも性感染症に感染する可能性はゼロではありません。自分のからだに関心を持ち少しでも『あれ、おかしいな、大丈夫かな』と感じたら、受診されることをおすすめします。スムーズな治療は、『いつもと違う』を見つけることからです。

具体例

ここでは性感染症における発生の多い順に、代表的な4種類の潜伏期間及び検査可能時期をみていきましょう。(A潜伏期間、B検査可能時期)

  1. クラミジア感染症※報告数最多の性感染症
    A1~3週間 B感染機会から24時間以上
  2. ヘルペスウイルス
    A2~10日 B感染機会から24時間以上
  3. 尖圭(せんけい)コンジローマ
    A 3週間~8ヶ月(平均2.8ヶ月) B目視で確認できてから受診に繋がることが多い。
  4. 淋菌感染症
    A 2~7日 B感染機会から24時間以上

ご覧のように具体的な接触や『怪しいな、大丈夫かな』と感じた時から少なくとも24時間以上経たないと、ハッキリとした検査結果が得られません。早すぎる検査はお金をかけたにも関わらず、明確な答えが得られない場合がありますので、受診のタイミングは計画的に。

これからの性感染症予防

性感染症予防講座でも繰り返しお伝えしているのですが、性感染症予防は日々のあらゆる感染症予防と共通点もありますし独自の工夫も必要となります。コロナやインフルエンザ予防で、うがい・手洗い・消毒としつこいぐらい言われて来たことは、性感染症予防にも通じます。プレイ前後の清潔行動は毎回コツコツ、淡々と実行することが肝です。
また、性行為と関連なくカンジダなどに代表される、性感染症関連疾患は体内で共存しています。これらが活発になる時は、他の菌やウイルスにとっても活動しやすい環境となっているので、感染に繋がりやすくなります。セルフケアを丁寧に行って予防しましょう。
セルフケアの例)
デリケートゾーン専用品の使用
ぬるま湯で優しく流した後の保湿
締め付けず通気性のよい下着や衣服の着用
必要時こまめにナプキンやおりものシートの交換栄養バランスの良い食事と充分な睡眠
プレジャーグッズを清潔に取り扱う など

終わりに

これまで性感染症といえば、コワイ、何かわからないし不安という側面が大きかったのではないでしょうか。現在の性的接触(セクシャルコミュニケーション)は多種多様であり、性差も超えて複数のパートナーが居る方もいます。菌やウイルスなど病原体はこの瞬間にも進化しています。
これらのことからわたしたち自身も、頭の中をアップデートして変化に対応していかないといけません。正しく知れば、予防行動や治療を選ぶことができます。2024年以降もみなさまが安全・安心してセクシャルコミュニケーションを持てるよう、願ってコラムを終わります。
次回はゆう先生が『Germeの人気講座!睾丸ケア講座について』についてお話しくださいます。どうぞ楽しみにお待ちください。

こちらもcheck!
〇性感染症は早期発見&早期治療が大事!
〇性病検査の検査項目は? 費用は?

『R-30.net』は30代、40代、50代の大人の女性が活躍できる高収入求人を掲載しています。
あなただからこそ、稼げるお店がここに見つかる!
最新情報をチェックしよう!