最終更新日:2025年4月25日
はじめまして
ホスピタリティワーク専門スクールジェルムの専属講師 ナースるみと申します。一般職、ナイトワークを経て現在は看護師、医療系講師、キャリアコンサルタントとして活動しています。難しいことを世界一簡単に伝えることを信条に、自己理解の加速化促進、人の魅力を惹き出すことを得意としています。
どのようなお仕事も毎日トライ&エラーです。
今回のコラムはリレー記事の2回目で
『物事を根気強く続けたい』
『現状から一歩踏み出したい』
『モチベーションの維持が具体的にわからない』そういった方におすすめです。
モチベーションの正体
モチベーションとは意欲の源になる動機のことで、しかも長くは続かないということは前回お話しした通りです。とても困る厄介な存在ですね。何となく知っているようでわからない、そもそもモチベーションとは何なのでしょうか。
直訳すると『動機づけ』になりますが『原動力、やる気』ともいわれます。やる気スイッチ、という言葉も日常的に耳にするようになりましたね。そしてモチベーションは外的動機づけ、内的動機づけの大きく2つに分けられます。1つずつお話ししていきましょう。
外的動機づけ
本人自身が何かをしようと自己決定したわけではない動機づけのことを言い、主に報酬や罰のことを指します。
報酬とは人が快と感じるほめ言葉や具体的な物のことで、快のレベルが高いほど簡単に学習形成されます(例:指名料、オプション、表彰など)。
それに対し罰とは人が避けたいと感じる不快な刺激のことです(例:罰金、叱責や悪い評価など)。
内的動機づけ
自己決定レベルの割合が最も高い動機づけのことで、報酬や罰に依存していません。自分の行動のプロセスに関連します。個人の行動のきっかけとなる、内面から湧き上がるもので自分自身からのみ発生しています。(例:知りたい、やってみたい、成長したいなど)個人の内面に満足感を求めます。意欲とも言えます。
モチベーションが長く続かない理由
人は本来的に自分の能力を思う存分発揮し目標を達成することに喜びを感じるように動機づけられている生き物です。モチベーションの源泉は個人によって異なるものであり、自分ではない人から『させられた』『決められた』物事は続かないことが起こって自然なことなのです。つまり自分で決めた(自己決定)か人に決められたのかで全くその未来は違ってくるともいえます。
モチベーションを安定させるには
2種のモチベーションはどちらか一つだけでいい訳ではありません。これら2つが関わり合いながら連動しているため、双方がバランスよく存在することで仕事やプライベートの質が向上します。これらのことから考えると、仕事・接客などでモチベーションを持続し安定させるには、自身の内発的動機づけを高められるかどうか、が大きな鍵となります。自分がどんな物事で意欲が出るのか、自分の興味や価値観を知り、自己認識を深めることが重要です。
具体例を見ていきましょう。
具体例
習慣化する
朝起きたらストレッチを必ず5分した後に歯磨き、出勤したらツイートを上げるなどというように一日の行動の中に小さな目標を組み込みます。たった5分でも積み重ねると数か月後には大きな成果を得ているかも知れません。
小さくシンプルに続ける
モチベーションが上がらない自分を責めずに『今日は3分だけマッサージの復習』『翌日は5分だけお客さまメモの整理』などと小さくシンプルに物事を進めていきましょう。とにかく行動してみることで意欲が後からついてくることが少なからずあります。
モチベーションが高い人を参考にする
モチベーションが高い人は、安定させること、維持させることのコツやポイントを自分なりにわかっていることが多いです。本人に尋ねてみるのもよし、観察して発見するのも良いですね。何かしら工夫をされていることに間違いは無いので有効なヒントになると思います。
モチベーション低下の理由を知る
自分のモチベーションが下がっている日があるとしたら、その日の共通点を探してみます。人、お天気、騒音やにおいの環境要因など。『わたしは〇〇な時モチベーションが下がりやすいのだな』と知ることでパターンにはまらないよう心の準備ができます。
最後に
モチベーションの正体、種類や安定させるコツが少しでもおわかりいただけましたか。
誰しもモチベーションが上がらない時はあります。自分のクセや落ち込みパターンを知り、モチベーションと上手に付き合っていきましょう。次回は『モチベーションを高く保つ秘訣』を更に詳しくお伝えします。お楽しみに!