東京都立大学卒業の高学歴風俗嬢である東條伊吹さん。
彼女は大学3年生の時に錦糸町のデリヘルで風俗デビューし、吉原や地方のソープを経て現在は地方の出稼ぎをメインとしている。
そんな東條さんに地方出稼ぎのメリットや出稼ぎ先で指名をもらうコツを聞かせてもらった。
「これはおそらくあまり他の人はやっていないかな?」と話してくれた働きやすくなるコツは【その地方のことを徹底的に勉強すること】なんだとか。
地方出稼ぎで選ばれるために必要なのは“その土地を知ること”
「私は元々勉強が好きだからできた、というのもありますが、出稼ぎに行く前にその地域のことを学びます。田舎に行けば行くほど“よそもの文化”。地元以外の外部の人間というだけで『どうせ見下しているんだろ?』『都会は便利でいいですね』という反応をされてしまいます」
具体的にどのようなことを勉強したらいいのだろうか?
「多分、名産品や美味しいものは調べる子も多いと思うのですが、地方のお客様って思っているよりも出稼ぎ嬢に求めているハードルが高い。付け焼き刃の『好き』は全く通用しません。なので、名産品はもちろんのこと、方言、特産品、偉人などを徹底的に学びます。地域に馴染めるように勉強することで結果的に自分にとっても相手にとっても心地いい時間をすごせるようになりますよ。私はゆくゆく地方創生を仕事にしたいと考えているので、出稼ぎに行った地域のニュースを見たり、地元の行事に参加したり、SNSで発信してりしていますが、さすがにここまでしているのは私くらいだと思います(笑)」
東京で結果が出ないなら、環境を変えるのも一つの戦略
年々、風俗で働く女性が増え、全員が全員満足に稼ぐことが難しくなってきている。東條さんはそんな人こそ「1度東京を離れてみては」とアドバイスする。
「東京で働くことがしんどいな、と感じることが多ければ、思い切って地方に出稼ぎに行くのはいいと思います。本当に今、風俗嬢が多いから『暇だ』という子は多いですよね。特に東京は激戦区だから…。毎日、お茶や待機時間が長ければ『体を売っているのに選ばれないなんて、自分には価値がない』と感じてしまうかと思います。そんな状況が続いてもいきなりよくなっていくことはないので、1度東京を離れて田舎に行ってみてはどうでしょう。金銭的にも時間的にも余裕があれば旅行がてら興味のある地域に行ってみたら、リフレッシュにもなるんじゃないかな」
東條さんは「高知県が特に好き」だといい、月の半分以上を高知県で過ごすことも多い。
「風俗以外にも色々な仕事をしているし、来年か再来年には大学院に入り直そうとしているので、家は東京ですが、私も東京が苦手なんです。元々、東京が合わなくて漠然と地方で働きたいと思い、色々な地域で出稼ぎをした上で高知県にコミットしました」
出稼ぎ荒らし問題…それでも“真面目に働く嬢”が選ばれる理由
地方出稼ぎをおすすめする反面、「出稼ぎ荒らし」と呼ばれる風俗嬢もいるそうで…。
「水商売でいうところの体入荒らしですね。10年前から本当に変わらないのですが、出稼ぎでありがちなのが【ネット指名は入るけど指名が取れない子(取る気がない子)】。AVに出ていた肩書きやビジュアルを武器に写メ日記で本番を匂わせるような書き込みをしたりするので、ネット指名は取れる。でも実際に指名したら、接客が雑な地雷嬢で店からのリピートもない。ただ本人は別にまた別の地域に出稼ぎに行けばいいだけなので気にせず…という良くないループです」
こうした働き方に対し、東條さんは疑問を投げかける。
「“出稼ぎ荒らし”のような働き方をされると、真面目に働いている風俗嬢まで同じ目で見られてしまい、風評被害を受けてしまいます。それに、売れる・売れない以前の問題として、こんな働き方を続けていたら、風俗という仕事そのものが続けられなくなってしまうのではないかと不安になります」
またこんなこともあったようだ。
「普通にお客様が来てくださって最初に挨拶するじゃないですか? そしたらお客様が驚いて『挨拶してくれるの?』と言われたんです。それも1回や2回じゃありません。本当にびっくりしちゃって…挨拶って仕事関係なく最低限の礼儀。それすらできない子がいるということは同じ風俗嬢としてショックでした。考え方を変えれば挨拶をきちんとするだけでも好感を持ってもらえるので、地方で働きやすい人も多いと思います」
最後に東條さんの今後の目標を聞いてみると「風俗業界や出稼ぎ業界のイメージを変えたい」と力強くいう。
「元々東京が苦手で漠然と『地方で働きたい』と出稼ぎを始めてから、2、3年かけてやっと『いらっしゃいませ』から『おかえり』と言ってもらえるようになりました。最初は『なんでわざわざ地方に?』とビビられていたのが懐かしいです(笑)。出稼ぎ荒らし嬢によるトラウマを植え付けられてしまったお客様も多いので、地を慣らしていきたいな、と思っています。一部の嬢が荒らしてしまった土地を整えていけたら…と。自分で見つけられなかった自分の良さを、地方のお客様がたくさん教えてくれました。これからその恩返しをしていきたいし、東京で疲れてしまった風俗嬢の子にも地方出稼ぎの良さを知ってもらえたら嬉しいですね」
東京都立大学卒業の高学歴風俗嬢。大学在学中に風俗業界に入り、吉原や地方のソープなどで経験を積む。
現在は東京を拠点に、高知・埼玉・鹿児島など各地の店舗に在籍しながら出稼ぎを中心に活動。
地域の文化や歴史を学びながら働く独自のスタイルで指名を獲得している。地域創生やイベント企画にも関心を持ち、多方面で才能を発揮している。
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